玲「早く。」

ひぃ!
先生、目が怖いです…

しぶしぶはさんだが
ゆる〜くはさんでいたことがバレて
ぎゅっと抑えられてしまった


ピピピッ


やっと鳴った…
表示を見ようとしたら
先生にとられた

玲「どこか痛いところとかない?」

頭が痛いけど
何をされるか分からないから
言わないでいいかなー

み「大丈夫です…」

出来るだけ違和感の無いように
言ったつもりだったけど

玲「嘘つくな」

え?
バレちゃった?

玲「俺と目を合わせろ」

んん?
ゆっくり目を合わせたけど
嘘がバレるのが怖くてすぐ目をそらした

玲「…はぁ」

えー!
なになになに?

玲「みいなちゃんさ、嘘つくとき
目が合わないんだよねー」

そんなこと…あるかも

玲「早く言え」

もう、逃げられないみたい

み「頭、痛いです」

あーぁ
言っちゃった

玲「頭か…結構痛い?」

ん〜…分かんない

み「分かりません」

玲「どっちだよ 笑」

…笑われた

み「痛いけど、大丈夫です」

玲「様子見だな」

何も無い?
やったね

玲「お昼ご飯来るまでおとなしくしとけよ」

そう言い、ニコッと笑って
出ていった