切れたナイフよりも鋭いその言葉を生み出したのは透き通るような白い肌に、ほんのり桜色に色づいた頬や唇、くりくりとした大きな瞳は光を反射してキラキラと色を変える――瞬きするたびに星が飛びそうなほどのとびきりの美少年だった。



「こら、ひかる」



ひかる、と呼ばれたその美少年の一歩後ろに立っていた熊のように大きな男の人が口を開いて美少年の後頭部を小突いた。