「事実上の解雇だから、急すぎてね」


「そのお仕事謹んでお受け致します」



しゅんと落ち込んだ表情を見せた薫くんに頭を下げて手を差し出すとわあ、嬉しいよ。と言って手を握られて心底嬉しそうにブンブンと上下に振られた。