「え、江戸です」

そう 150年も先の あたしの出身地の東京は、今で言うと 江戸なんだ…


「名はなんなんだ」

「えと、岡崎紫姫です、忍の一族の末裔です」

「...」

うわ、なにこの目線。

「本当です。でも、ウソも入ってますね、はい。
ねぇ、そうでしょう。監察方、山崎丞さん?」