怖い…怖い…



『おぃ…』


郭君が後ろから

囁く。



ビクゥッ

と体が反応した。



「な…何ですか…」


『そんなジロジロ見られるとハズいんだけど』



「すいませっ…」



こーわーいー…(涙)



顔はカッコいい

からモテるん


だろうけど。


『郭もそんなに…驚いてるよ??(笑)』


王子様は


イヤ隆也君は

声も素敵…



『あ…莉花ちゃん??倉庫にある資料…コレと同じ月の持って来てくれる??』



「あっハイ」


そうすると


ドサッと


資料を渡された。