「だって瞬、入院するから、わざと私を離そうとして、冷たくしたんでしょ? ちがう?」 「ちがう。」 「嘘だ。 嘘つかないで!!」 「違うっつってんだろ!!! いい加減にしろよ!!」 「瞬、お前こそいい加減にしたらどうだ? 由紀ちゃん、俺に聞いてきたんだぜ? 瞬のことが心配で。 その想い、瞬には伝わってねぇのかよ。」