「ねぇ!豊くん!お願い、教えて!! 瞬はどこにいるの?! なんで、急に私に冷たくしたの?! 知ってること全部教えて!!」 私は周りの目なんて気にせずに豊くんに向かって叫びつづけた。 廊下で何事かとチラチラ見てくる人もいる。 けど、今はそれどころじゃない。 瞬の方が心配。 どっかに行っちゃいそうで怖い。