「当たり前でしょ。 諦めたら許さないんだから。 私も、瞬を幸せにするよ。 私はもう幸せだから、何も考えないで? 瞬と結婚して、蓮を授かって、三人の家庭を持てた。 私はそれだけで幸せだよ。 今度は私が幸せにする番だよ。ね?」 「ありがとな、由紀。 これから大変になるかもしれないけど、宜しくな?」 「言われなくても!」 「フッ。」 「ふふっ。」