某所

『まぁああああてぇえゴルァ‼︎』
『チッ…逃げ足が速いんだよ。そもそもお前が、あそこで飛び出すのが悪いんだろうがよ!反省してんのか⁈』
『うるせぇええよ‼︎‼︎お前があそこで呼び止めたから中途半端になったんだろ!俺様に任せとけば問題なく進んだんだよ!』
『お前…本当馬鹿だな。自己中もいい加減にしろよ⁈』
『ヒッ…ひぃいや』
『自己中?あ?あんたが俺様についてこれないだけだろーがよ!あ!あれだろ、運動会とかで一位なれると思って走ってみたのは、いいんだけど何気他の人が速くて二位とかなって。その言い訳をお腹痛いとか脚が…とか言って誤魔化すタイプだろ?うわぁああダサイわぁ。』
『そもそも運動会は、負けると思った時は、出なかったわ馬鹿め。そんなことよりとりあえずあいつ仕留めるぞ。』
『そんなことより⁈いやいやいや話したい事山ほどあるわ!!』

全身黒ずくめのいかにも犯人を追う
声大きさは、一人前。street系ファッションの男と髪型を気にしながら追うスーツの男。

『速くとっつかまえろよ。猿』
『うるせーよ‼︎‼︎ナルシストマン』
『ひぃひぃひぃ』

犯人(仮)が疲れてきたのかみるみる距離が縮まっていく。

『おとなしくつかまれ馬鹿‼︎』
『うぐ…!』

犯人の背中に向かって飛び膝蹴りをくらわす。
『いやああああ』
『ちょっと来てもらうよ?』

ナルシストマン(仮)が手錠を犯人(仮)にかける。

『とりあえず一件落着だな。』
『いや、運動会の話がまだ終わってねーよ‼︎‼︎』
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ラボ
『今、例の部隊から連絡ありました。無事確保してこちらに向かうとのことです。』

『そうかそうか、お疲れ様だけと伝えておいてくれ。…あ、仲良くしてくれとも。』

『了解しました。そのようにお伝えします。』

…to be con....