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side WD

x年12月23日 PM 23:59

今日は、一度も使うことがなかった。この力。今、砂漠地帯にいることは、間違いないんだけど、何処の国か検討もつかない。食べ物は、少しの果実とペットボトルに水が2Lまずまずの量だ。それにしてもさすが砂漠。朝は、馬鹿みたいにあついのに、夜は、馬鹿みたいに寒い。こごえしんでしまいそうだ。蠍は、正直美味しくもなんともない。どこかのお偉いさんが蠍を食べろ。なんて…言っていたが。もし、戻ることができたら一番に殴ってやりたい。とりあえず、寒い。寝てしまおう。
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ラボにて…


『だそうですよ?』

『そーかそーか。それにしても、あいつがいないと此処の雰囲気も規律があると言うか。』

『そうですね、まずあそこまでの変態は、そうそういませんから。』

と、PCの前で大きな溜息をついて話す一人の女性と 珈琲を片手に書類に目を通してる男性

『それにしても、Leiaくん。別の部隊からは、連絡あったかい?』

『今の所は、何も来ていませんが。ま、彼らなら大丈夫でしょう。あくまで、潜在能力での話ですが。ただ、問題は…』

『そうなんだよね。彼ら仲が悪い…今思えば何故あのコンビにしたのか…』