「宣誓布告ってやつ?」
「もちろん」
二人が向かい合いニヤリと笑う
「ゆぅ?」
「はい..」
「明日も自由時間あるよな?」
「あり、ます」
言われることは何となく分かってる
「その時間、俺と過ごしてくれないか?」
「ダメっすよ!俺たちと予定ありますから!」
「ゆぅ」
先輩は私から目を逸らさない
「...分かりました」
「優梨!!」
たっちゃんごめんね
「じゃあ、同じ学年に仙崎悠馬っているだろ?そいつに連絡先聞いといて!」
先輩はそれだけ言うと、たっちゃんに文句を言われる前に帰って行った