てかおっさん、あんた見過ぎだから!
やべ、俺電車の中だけどキレそうだ。

「あのおっさんマジ、なに?」

クソ腹立つ。てか、
これで海行ったらもっとやばいと思う。


紗綾、お前後でお仕置きだな。

ずっと降りる様子のないおじさん。
いつまで隣にいんだよ!
いやらしい目しやがって!

てか早く降りろよ!


結局降りることなく、運が悪いことに俺らと同じ駅で降りた。



電車でこの様子じゃ先が思いやられる。

この旅行中は絶対片時も離れてやんね。


そう誓った恭也なのであった。