紗綾はともかく小西や山岸まで不審に思ってない。

てか気づいてない感じか?あんなに近くにおっさんがいるのに。
ありゃ三人の世界に入ってる感じか?


キモいおっさんの目線は二人の胸元や足の方をチラチラと見ていた。


てか何にやけてんだよおっさん!
それ以上見るとまじ殴りそうな勢いなんですけど。

優哉も普段は無表情なのに今日この時は怒りが込められてる顔をしている。

おそらく智也もそうだろうな。



(何なんだよっあのおっさん!てか近くねーか?なんでりんも気づかねーんだよ!)

『もえ…』