(それでは各一人ずつクジを引いてください。同じ番号どうしねー!あっ!男子女子のペアとは限らないからねー!)


先生がそういったことでみんなそれぞれクジ引いた。

私の番号は10番

くじを引いてさっそく恭也の元へ行った。


「恭也〜何番だったー?」

「紗綾は?」

「私10番だよー」
そう自分の番号を言うと少し険しい顔になった。

「ね、ねぇ恭也は??」

「…11」



え!嘘!11!?
私の次か。あと少しで同じになれたのになんでこうも運悪いんだろ。

はぁ。