「も、桃川さんっ」
ぎゃほーーーーー!
私を抱きしめて、頬をスリスリするんですけど!
「なに?」
動悸がとまりません!
死んじゃうくらいヤバイです。
桃川さんはじっと私の顔を覗き込んでまたチューしてきました。
うううう。
しゃ、しゃべれない!
しかも、キューンってしちゃいます。
キスがすごすぎて……。
はうううう。
ヤバイです、ヤバイです。
ヤバイのですーーーーー。
桃川さんがキスをしながら
ぎゅーーーって強く抱きしめてくれるのです。
花やしきで乗ったコースターの落ちる時みたいに
キューーーンってなっちゃいます。
めちゃめちゃチューが長くって、
メロメロメロメロになってしまいました。
えいっ!
ジェットコースターのバーを掴むみたいに、
桃川さんにギューってしがみついたのです……。