お三人さんは帰宅することになりました。
時刻は22時をだいぶすぎております。
廊下に三人は出ていて、玄関の内側に私は立ってお見送りです。
「じゃあな」
ドアが閉まらないようにもたれ掛かっている石田はあくびひとつしました。
「また明日ね」
コイケンさんは笑顔で手を振ってくれます。
「またね」
桃川さんも笑ってます。
「お疲れ様でしたっ」
私が頭を下げると、
石田さんに続きコイケンさん、桃川さんが階段を下りていきます。
やっぱり夜ですね、靴音がカツンカツンとアパートに響いていきます。
はぁ、見えなくなった。
さみしいなぁ。
でも、また明日会えますし、
明日に備えて今夜は早めに寝ましょう!
よ~し、おフロに入るぞ~。