予告が始まって桃川のいたずらもやみました。ホッ。


3本目の映画は実在の人物のおハナシです。

イタリアの退廃した町で麻薬に手を染めている青年が音楽と出会います。

そして、仲間や家族との軋轢、偏見などに必死で抗いながら、
一流のミュージシャンになるというストーリーでした。

主人公がミュージシャンを志すという設定のためでしょうか、
音楽に力を入れているようでした。


はぁ~。
これもすっごくよかったです。

ウルウルはしましたけど、最初観た映画のような号泣ものではなかったです。
でも、胸がすごーく熱くなりました。


石田さんを見ると、満足そうに何度もうなずいています。

「いやぁ~、やっぱノミネートされるだけのことはあったなー」

石田さんはしみじみとつぶやきました。

「よかったですねー」

ホント、石田さんとは映画の趣味がよく合いますね。

私、映画はそんなに詳しいほうではありませんので、
これからは石田さんに色々なオススメをきいてみたいですね。


「ふわ~ぁ」

わわっ!
コイケンさんは夢の中から戻ってきて、大きなアクビをしています。

はぁ~、こんなすばらしい映画を最初っから観ないなんてもったいないなー。

「コイケンとは、映画の趣味だけはホントに合わねぇよな」

「あー。女の趣味はよくかぶるけどな」

「ホントホント」

フフフ。
仲のいいお二人らしい会話で私たちは一緒に笑いました。



ゴールデンウィーク/2・3本め 終