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「愛來、出かけるぞ」


「え?どこに?」


「ちょっとな」



服を着ながらそう言う。



「どこかぐらい教えてよねー」



なんて笑う愛來はやっぱりかわいい。



「いいから早く服着ろ」



愛來の服を投げつける。



「もうー!」



そう怒りながらもちゃんと服をきてる

そんな愛來がたまらなく愛おしい。



愛來をみてたら目に入ってきた写真。



窓際においてある写真。


俺はその写真に手を伸ばす。



「あ!それは!」



愛來が俺の手を阻止する。


「智志との写真いつまで飾ってんの?」


俺は愛來を見下ろす。