「…愛來。好きだよ」



そう耳打ちをして、ベッドに静かに横にさせる。



「…星那」



トロンとした目で俺を見つめる愛來に身体中に熱が走る。



「優しくしてやれねぇわ」



そう宣言して口、首筋、耳、とだんだんと下がって行くことを止められない俺の唇。



「あっんっ」



愛來から漏れる声に
どんどん俺でいっぱいにしたくなっていく。



「…星那。すき」


「愛してる」



耳元でそう呟けば



「あたしも愛してる」



という嬉しい答えが返ってくる。



もうなんの余裕もなくて
身をよじってる愛來を強く強く求めたくて。



「限界」



俺は愛來に自分を初めて刻む。



「せ、な」



俺を呼ぶ愛來の手に自分の手を絡める。


「ずっと俺のそばにいろよ」