あなたの後ろ姿
いつまでも見ていたいなぁ
くせのある 寝癖みたいな髪の毛
それさえも愛しくて うっとりするの


あなたの背中みていると
そっと近寄って ぎゅって抱きしめたい
明日が来ないかもしれないからって
言い訳を考えて
溢れそうな想いを秘めて
そのすこし細めな肩や背中に
胸が苦しくなる


だけどあなたの背中や首に
愛しく腕を回せるのは
私じゃなく、あぁ私じゃなく
あなたがこれから出会う他の誰か


もしも平行線のどこかに
もう1人の私とあなたが
存在していたら ためらうことなく
大好きと言えるのでしょう
壊れそうなほど震える
私の心が 強くつよく腕を伸ばして
あなたを あなたを あなたを

隣を歩くあなた 時々肩がぶつかって
心臓が止まりそうよ
でもその距離がたまらなく好き
あなたが去った後は
かすかに愛しい香りが残るの
大きく息を吸って
目を閉じるとあなたがいるみたい


できるなら手を繋いで
色んなところにデートして
くだらないことで、笑いあって
幸せそうだなぁって
だれか私たちを見てほしい

だけどたくさんキスをして
抱き合って 笑いあって手を繋ぐのは
私じゃなく あぁ私じゃない
想像するだけで限界よ
やっぱりあなたが好きで


順番が 出会う順番が
少し違っていたら
あと少し ほんの少し
あぁあなたと 早く会いたかった


すこしくぐもった あなたの低い声
聞き取りにくいなぁなんて笑うけど
ほんとはたまらなく心地よいの
隣でずっとずっと
聞いていたいの 出来ることなら
耳元で 名前を呼んでほしい
眠りにつきたい あなたの隣でずっと


どんなに苦しくても 胸が痛くても
この想いは 伝えられないから
どうか いつまでも 変わらずに
あなたの声が聞こえる距離で
あなた背中がみえる場所で
胸が締め付けられたとしても
ここにいるよ ここにいさせて