オフィーリアは"あと少し"という言葉で元気をとりもどしたようです。



さっきの疲れた顔はどこへやら。





満面の笑みでオオカミをみました。




「あとちょっとなのね!わかった、頑張る!」





オオカミも満足したように頷き、また前を向いて歩きだしました。



オフィーリアはすっかり機嫌をよくして、鼻歌を歌いながらスキップをしてオオカミのあとを追います。







「どんなところなのかしら?湖?それとも動物達が待ってるのかな?」




いろいろな美しいところ、楽しいところを思い浮かべては、オフィーリアは微笑みます。