「ママ!きたわ!プレゼントよ!"愛しいオフィーリアへ"だってぇ。」
彼女はオフィーリア。
この物語の主人公で、被害者です。
ある日、誕生日を迎えたオフィーリアにおばあちゃんからプレゼントが届きました。
可愛らしい赤い頭巾です。
その頭巾はオフィーリアの頭にピッタリあい、オフィーリアのぱっちり二重の目を際立たせていました。
オフィーリアはその頭巾をそれはそれは気に入りました。
「ママ、見て見て!ねぇ、オフィーリアに似合ってるでしょう♪」
オフィーリアは嬉しそうに鏡の前でくるくると回ります。
「ええ、とっても可愛いわよオフィーリア。」
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