学校が終わって、
いつものようにクラスの友達と遊んだ帰りだった。
「ゆめ〜また明日ねぇ!」同じクラスの広岡香奈美が笑顔で手を振ってきた。香奈美は、見た目は派手だが笑顔が良くて、みんなに好かれている。
「はあーい♪またねー」
あたしも笑顔で手を振った。
いつもの通学路…
夜の9時を過ぎていて、周りは、朝と違って誰も通っていなかった…。
だけどっ!街灯は明るいし、あたしは普通に歩いてた。でも、油断してたんだね…。
この日から…あたしは、崩れていったんだね…。