豹「ん、次圭ね」
圭「新井 圭(アライ ケイ)」
新井 圭は名前だけ言ってそっぽを向いてしまった。
豹「もぉ〜圭ったら相変わらずの人見知りなんだから〜」
そう言う豹。
だけど、恐らく人見知りなんかじゃないであろう。
ただ、今日会ったばかりの私と喋りたくないのと、…女嫌いなのかな?
一回だけ目があった時、私を冷たい目でみてたから。
睦「最後僕だよね…?僕は桐崎 睦月(きりさき ムツキ)って言うの。好きなように呼んで?よろしく」
か、かわいいいい。
おっとりとした喋り方。今にも寝ちゃいそうな表情。
あざとい……。
『はい、よろしくお願いします。睦月さん』
慎重に、確実に近づいていこう。
漆黒
雨宮 豹牙
癖のないサラサラな金髪。
軽そうに見えて実は超がつくほど一途。
仲間思いで優しい。
七瀬 萊
黒髪でお兄さん的存在。
意外と腹黒かも…?
右目尻の下にほくろが色気を出している。
清水 海
名前とは正反対な真っ赤な髮。
エセ関西弁男。
とにかくうるさい。
新井 圭
小柄でピンクに黒のメッシュが入っている髮。
女嫌いだが気を許した女の子には甘えん坊?
気が強く意地っ張り。
桐崎 睦月
ふわふわな明るい茶髪。
普段はおっとりしているが実は…
最近のお気に入りスポットは木陰。
豹「で、君は何て言うの〜?」
『瀬良 可憐です。さっきは、本当にありがとうございました』
豹「別に〜?で、お礼してくれるんだよね?」
微かに、雨宮 豹牙の目つきが鋭くなった気がした。
気の、せいかな……。
『はい、私のできることなら何でも』
豹「“何でも”、ねぇ?じゃあさ、」
次の雨宮 豹牙の言葉を聞いた瞬間、私は“何でも”と言った数秒前の自分を後悔した。
豹「俺たちの身の回りのお世話してくれな〜い?
ちょうど欲しかったんだよね」