1人で正門で待っていると、
後ろから足音が聞こえてきた。
私は振り向いて“遅いよ”って言おうとした
「んもー遅いよ優…」
でも後ろに立っていたのは優雅より背が高い男の子。
少し離れた後ろには背の低い男の子や中くらいの子がいて、中でもずば抜けてこの子が1番背が高いみたい。
あちゃー。優雅じゃないじゃん。
あれ?でもこの子どっかで…
「あの。朝ぶつかってしまった方ですよね?」
その言葉を聞いて思いだす。