私の名前は宮内 紫音。中学1年生。私には人に受け入れてもらえないことがある。




「宮内さんだよね。私、隣の席なんだ。よろしく。」




「…………。ｺｸ」




「人見知りなの？可愛いね。話せるようになったら話しかけてね！」




そういうと彼女は後ろの席の子に話しかけた。




私には無理だ。




なぜ普通に話せるのか不思議でしょうがない。




そう思うのには理由がある。