あー、やばいぞコレは。本格的に眠い。 コクコクと首が落ちては戻る。 「……肩借ります」 小さく呟いて、先輩の肩に頭をのせた。 すみません、限界です。 先輩の肩が少し揺れたが、もうそんなのも気にならない。 私は思い目蓋を閉じ、落ちるように眠った。 ―――――――― ――――― 「お前よーぉ、俺がどんだけ頑張ったと思ってんだ」 「……申し訳ないです」