「ちょ、先輩。全然傷ついてないじゃないすか、メンタル折れてないじゃないすか。
どうするんです、私の心の声‼むしろメンタル折れたの私なんですけど‼」



「ちょ、ナツメ。何をそんなに興奮してんの?
なにそれ馬?レースでアナコンダに負けてヒヒーンみたいな?」



「え、アナコンダって何!?馬って何!?
すごい屈辱的‼」



「え、アナコンダあいつマジかっけぇよな」



「知らねぇよ」





敬語を忘れた私は先輩のペースに持っていかれた。

完全に。