カチューシャ先輩とカピバラ先輩に会釈をして、くるっと方向転換する。





なんなの、あいつ。




ほんっとイライラする。




だいたい何!?


コーヒー買ってこさせるために私を呼んだわけ!?



ただのパシリじゃん‼やっぱ私パシリなんじゃん‼



私は先輩の下僕ですかこの野郎!!














「どうした、廣瀬」



「……癒しマシーン発見」



「は?」



「…………」



「…………」




寛汰は爽夜先輩にない素晴らしい爽やかさを持っている。


すなわち私の癒しなのだ。