―――――――― ――――― 「え……」 休み時間。 スマホの画面には 『来い』 爽夜先輩からのメールだ。 簡潔すぎやしないか。 来いって。 一体、いつどこに行けばいいんだこんちくしょう‼ 今すぐ?先輩のクラスに? 全く。なんて野郎だ。 で。 素直に来てしまう私もなんて女だ。 偉すぎる自分を誉め讃えてあげたいくらいだ。 上級生のエリアに1人で来るのって結構勇気いるんだから‼