それから私は、恋をすることをやめた。
もう誰も好きにならないようにしようと決めて、あまり男子と関わるのもやめたいと思った。
だけどそんなとき、私を支えてくれたのが寛太だった。
寛太が誰よりも優しくしてくれたから、私はまた信じることができたんだ。
“俺は廣瀬の味方だから。信じていいから。無理しないで、俺の前で泣いていいんだぞ?”
あれから1年が経って、私は先輩と付き合っている。
寛太とは今まで通り仲良くしているし、井浦くんにもドキドキしたし。
ちゃんと恋ができそうな心になれた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…