一通り注文を終えた私たちはすぐに本題へ。
「で?なんなの?相談って。」
「ふふふっ。果奈にはお見通しだね。」
「あのね、私、その…あの…か、海翔が好きなのっ!」
え、ウソでしょ?だって海翔は夏希が好きで夏希も!?
「えぇーーー!」
店内にもかかわらず大声をだしてしまった私。
周囲の目が一斉にこちらへ。
私は周囲の人たちにすいませんと、いいながらも動揺を隠せない。
「ずっとずっと好きだったの。…海翔は私のことどう想ってるのかな?」
半泣きで私に聞く夏希。
「ま、まぁ落ち着いて聞いてね?」
「うん。。。」
「私が思うにはね、海翔も夏希のこと好きだと思うよ?」
「え、ホント?」
夏希の表情がぱぁぁっと華やぐ。
「うん。告白…してみたらどうかな?」