次の日私は柳田さんを中庭のベンチへと誘った。 「あのね、柳田さん、私ね、東山君とは何にもないよ。」 「は?シラ切るんじゃねーよ! あん時抱き締め合ってたじゃんかよ!」 「あれは誤解なの!・・・」 私はあのとき起こった事全部話した。 すると柳田さんが 「わ、悪かったわね!誤解して噂広めて!」 私が教室に戻ると、噂はもうなかった。