それから公園で会って、

いつもみたいにたわいのないことはなしたよね。

すごく幸せだった。

拓斗との時間をアタシだけが独り占めしてるって思えて

嬉しかった。

「なぁ、小田って好きな奴おるん?」

トツゼンの質問。

心臓が止まるかと思ったよ。

でも、伝えるなら今しかないって

そう思ったんだ。

『・・・いるよ?』