「・・・付き合ってくれねぇ?」



なんか、俺様度がました?



でも、私も同じだし。答えは勿論決まってる。



「っ・・・!はいっ!」



いつのまにか、涙を一筋流していた。




「え、何で・・・。」



戸惑っている結城に笑顔を見せる。



「知ってる?嬉し涙ってこういう時に出るんだよ!」



強ばっていた顔を緩める。



二人で笑いあっていた。そこに・・・



「おめでとーう❗」



「えっ!?」



皆が飛び出してくる。・・・何でここにいるのかな?




「結城と瑠璃さんは鈍感ですね。」



「本当だよねぇ。昔からお互い意識しあってた癖にさぁ!」




ていうことは、何?皆はわかってたの!?



恥ずかしくなって、顔を手で覆う。