「も、もちろん良いわよ!」
担任よ お前がそんなん いいのかよ(字余り)
男どもはこっちに向かってくる。
「え・・・?」
何で目の前で止まるかな?
「ちょ、ちょっと!その子の近くに皆、座るの!?」
水菜、怒こりすぎ。
「そんなわけないでしょ?私達が何でこんなこと座らなきゃなの?」
そういうことか。
――――ガタッ。
「どーぞ。」
私が席を立ち上がれば、クスクスと笑い声が聞こえる。
もう、とっくの昔になれたけど。
「ねぇ、ねぇ。水原さん。」
名前を呼ばれたけど、無視した。
なんかまた、めんどくさいことになりそうだから。
「無視してんじゃねぇよ!」
女は水をぶっかけてきた。
すると、クラスじゅうに笑いが巻き起こる。
「・・・つめた。」
小さな声で言うと、私は廊下に出た。