「どこのだよ!?」



「どこ?んー、確か、椿鬼奴だったかな?」



「な!?椿鬼奴って、世界No.3のところじゃねぇか!」



「はっ?」



世界No.3?



そこを一人で潰したのか?



「んで、そんな無茶すんだよ!瑠璃、お前は、蝶華である前に、一人の女の子なんだぞ!」



「・・・何ですかそれ?一人の女の子?そんなもの関係ないですよ。私は・・・性別なんて要らないし、心配される必要もない。歌桜の皆さんが、邪魔をするならば、私は歌桜を潰します。」



「っ!」



もう、俺らが知ってる瑠璃じゃない。




俺らが、消したんだ。



瑠璃が出ていったあと、歌桜が俺らの所に来た。



「お前ら、本当にあいつが裏切ったって思ってんのか?」



「・・・。」