私が、狂歌の仲間になって、三ヶ月がたった。



皆とも結構仲良くなったと思う。



この日は、学校が終わった後、皆でどっか行こうと話していた。



「総長!!」



「うわっ!」



下っぱのこが幹部室に入る寸前で止まる。



「どうしました?」



「それが・・・。」




下っぱのこが皆にこそこそ話す。



・・・私は仲間外れ~?




「・・・下、行くぞ。」



「あ!うん!」




なんか、皆、ピリピリしてるけど、なんかあったのかな?



階段を下りて、何故か人が集まっていることに気づく。



「皆~、どうしたの?」



平然とそのわに近づく。



「きゃあぁぁ!!」



「えっ?」



その中心にいた女の子が悲鳴をあげる。



「な、何でここにいるの・・・?いや・・・やめ、て。お願い・・・!はっ、はっ・・・。」


何・・・?



波里愛がその子に近づいて、背中をさすってあげる。