―――――ブォォーーンッ!!!



へー、結構速いね・・・。でも、



「魁、もっと、速くしていいよ。出来るよね?」



私のかんが正しければ、魁は狂歌で一番速いと思う。



魁は私の言葉には答えないで、その代わり、スピードをあげる。



「・・・綺麗。」



普通の人なら早すぎて見えない景色を私は見える。



人より何倍も目がいい・・・から。



通りすぎていく景色を目に、胸に焼き付ける。



・・・後、何回見れるか分からないから・・・。