今私は、屋上にいる。



狂歌と歌桜とね。



「んで?瑠璃は狂歌の姫なの?」


奏さんが真面目な顔して聞いてくるから、私は頭がもげるんじゃないかってほど、頭を降った。



「そんなに否定しなくてもいいだろ。」



なんか言ってるけど、無視。



「えぇ!瑠璃ちゃん、こっちの姫にならないのォ?私、いるんだよ!?女の子同時じゃーん!」



あ、そうだった。



「え~と、波里愛・・・だよね?」



「うん!」



「あんた男でしょ?」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」




私がズバッと言うと、狂歌は固まって、歌桜は・・・イケメン顔が台無しだ。



「・・・フッ!」



あ?今、結城・・・?笑った?



「流石、蝶華だな。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?




「も、モウイッカイイッテモラエマス?」



「だぁかぁらぁ!瑠璃は蝶華だろ?」