「すいません、俺らの姫が。」



は?



そう思ったときには体が浮いていた。



「・・・君たち、狂歌だよね?」



「はい。皆さんは、歌桜ですね?」



あーあ、目から火花ぱちぱち~。



「ん?まてまて、ちょいと君たち、私はいつ、狂歌の姫になったんだ?」



私が聞いてみると、



あいつは、ニッコリ笑って、『今。』だって・・・。