「あ!日向くん!」

私がそう声をかけると

「ん?あぁ優咲ちゃんか」

「あの、今日瑠奈が学校来てなかったんだけど....」

「あー、まーあいつも色々あるしな」

そーなんだ....

「ありがとう!」

日向くんにそう言って遥ちゃんと一緒に帰ろうと声をかけると

家が反対方向だったようで校門の前で私達はわかれた

私が帰ろうとすると
後ろから

「送ってく」

え?

「家どこ?」

「え!?」

日向くんが送ってくれるの?

「なに?」

「いや、あ、ありがとうございます」

突然のことでビックリして何を話して良いのか全然わからなくてずっと無言で歩いていると

いつのまにか家についていた