哀歌と鈴風は学校に到着した。

「じゃあ、私こっちだから。またね鈴風」

『うん!…あ、帰り、ここで待ってるね!一緒に帰ろ!』

「えぇ。またここで。」

2人はそれぞその教室へ向かった。



放課後

『...!哀歌ー!』

先に終わって待っていた鈴風が
こちらに気づいたようで、待ち合わせ場所から笑顔で手を振っている。

「鈴風、お待たせ。入学式お疲れ様。」

『お疲れ様ー!ずっと座っとくの疲れたよー。』

「ふふふ、そうね。...ところで、どこか帰りに寄りたい所でもあるんじゃないの?」

『え?言ってたっけ?』

「いえ、別に言ってたわけじゃないけど...顔に出てる。」

『ほんと?!?!』

「ほんとよ。何年一緒にいると思ってるの?」

『ずっと。』

鈴風は笑顔で即答した。

「ふふふ、そうね、ずっとね。
...それで、どこに寄りたいの?」

『んーっとね、...着いてからのお楽しみ!』