チュンチュン……。


────……眩し……。


日光が眩しくて起きた朝、……これは非常事態だ。



黒崎部長が、何で私の隣で寝てるの?


ていうか、ここどこ?


白と黒で統一されててすごく落ち着いた部屋。



……ま、まさかだけどここって黒崎部長の部屋?!



「黒崎部長!!起きてください!」


「…ん、後5分」


弱々しい声で目を擦りながらいっている黒崎部長が可愛く見えてきた。


って!!そんなことはどうでもいい!!!


「黒崎部長!!何で私こんなところにいるんですか!?」


「お前、覚えてないの?」


「なんのことですか!」



ふーん、と黒崎部長はニヤリと私を上から見るようにいう。