あー。だんだんみんな帰っていくよ。。

このまんまじゃ五十嵐先生と、2人っきりになっちゃう!?

ほんと、無理無理無理。それだけは勘弁。

なんかうち五十嵐先生のこと意識し過ぎかも。

好きみたいになっちゃうじゃん。

自分がだんだんわからなくなってきた。

そんなことをずっと考えていたらとうとう2人だけになってしまった。。

五十嵐先生はこっちに近づいてきて、

私の目の前に座り、私のプリントを見つめ、

顔は下に向けたまま、「何処がわからない。」

と尋ねてきた。