触れた所から溶け合ってしまいたいと思える程、強く、深く口づけたが彼女の息が上がっている事に気づく。
「スズラン…」
「ふ……っ…ぁ」
それでもまだ離せなかった。小さく漏れる息づかいはラインアーサを煽りたて、唇を離したのはほんの刹那、互いの舌先が甘く蕩ける。このままこの場所でスズランを求めてしまいそうになり、やむなく唇を離した。
「ああ、もう。本当…っ」
「ひゃっ! ……ライア?」
膨れ上がる欲をぐっと押さえ込んだつもりで埋めた彼女の首筋は何ともたまらない魅惑的な香りを放つ。
「参ったな……もう一回、してもいい?」
「っ!」
どう足掻いてもスズランには敵わない。もう少しだけ、と自身に言い聞かせ耳元で名前を呼んだ。
「スズラン…」
「耳…っだめ…」
「ふふ……耳、弱いね」
彼女の弱点は全て知り尽くしている。耳は多く有るそれの内の一つだ。逃げられないと分かってても抵抗する様が可愛らしい。
「だ、だめ…!」
「可愛い」
「やぁ…、んん…」
抵抗をみせる程、欲は増長し何度も口づけの雨を降らせる。愛らしくあがる声に耐えきれずスズランを抱き起こすと、膝の上に乗せて身体を密着させた。
「スズラン…」
「ふ……っ…ぁ」
それでもまだ離せなかった。小さく漏れる息づかいはラインアーサを煽りたて、唇を離したのはほんの刹那、互いの舌先が甘く蕩ける。このままこの場所でスズランを求めてしまいそうになり、やむなく唇を離した。
「ああ、もう。本当…っ」
「ひゃっ! ……ライア?」
膨れ上がる欲をぐっと押さえ込んだつもりで埋めた彼女の首筋は何ともたまらない魅惑的な香りを放つ。
「参ったな……もう一回、してもいい?」
「っ!」
どう足掻いてもスズランには敵わない。もう少しだけ、と自身に言い聞かせ耳元で名前を呼んだ。
「スズラン…」
「耳…っだめ…」
「ふふ……耳、弱いね」
彼女の弱点は全て知り尽くしている。耳は多く有るそれの内の一つだ。逃げられないと分かってても抵抗する様が可愛らしい。
「だ、だめ…!」
「可愛い」
「やぁ…、んん…」
抵抗をみせる程、欲は増長し何度も口づけの雨を降らせる。愛らしくあがる声に耐えきれずスズランを抱き起こすと、膝の上に乗せて身体を密着させた。