「じゃあ私、下の売店にあるシュークリーム買ってくるね〜 本当に美味しいんだよ!あそこのシュークリーム!」 葵はそう言って嬉しそうに部屋を出る 今でこそこんな風に一緒にいれるが あの戦いの日 こいつが血だらけで帰ってきた日 俺は心臓が止まるかと思った もう少しで触れそうだった手 でも触れることができなかった手 俺の前で倒れたこいつは ぐったりとして息をもしてなかった