「それでいいの?」


「ダメって言う理由ないし。」

いいんだよ、これで。


その日の夜、淑希からメッセージが届いた。

『で、伯父さんのとこいつ行くの?』


その問題もあった。

すっかり忘れてた...。


『今週の日曜いい?』

すぐ既読が付く。


『いいよ、じゃあマンションの前で待ってて。』