ここは思い切って言うしかないな!


「り、龍雅先輩!! 何してるんですかっ」


「え、紅葉ちゃん??」


「先輩、先輩〜!会いたかったです!でも、でも先輩はバカです。バカ〜!!」


あたしは泣きじゃくった。駿も女の人も龍雅先輩も困ってるから泣きやもう、うん。


あたしは泣き止んだ。


「さようなら〜」


あたし駿の手を握って走った。ボーリング場まで。