「はぁ…」

思わずため息がでた。

暗いし薄気味悪い。




ガシャガシャッ



崩れる音だ。あちこちから聴こえる。



怖い。一人だと二人の時より怖さが増す。

でもここで負けるわけにはいかない。




奥へと進む。

『倉庫』

ここは倉庫みたい。
とっても広い。体育館くらいの大きさだ。





「さすがにここにはいないか…」
思わず声にでてしまった。





「だれかいるのか…?」
低い声。男性の声がどこからか聞こえた。




「えっ!?」
驚きのあまり360度みまわす。



真っ暗でどこにいるのかも分からない。



「ど、こなの…?」


倉庫の奥へと進んでみる




ドンドンッ!


奥から聞こえてくる音。

どうやら隣の部屋からだ。


私は走って『倉庫』からでる。


となりの部屋へと移動する。



引きドアを開けようとしたが鍵がかかっており開かない